スポーツマウスガード(マウスピース)は大きく2種類に分けられます。
1、市販のマウスガード
※インターネットや量販店で売られているマウスガード
2、カスタムメイドマウスガード
※歯医者さんや歯科技工士などの専門業者が作るマウスガード
の2種類がある。この2つの値段はは以下のような価格設定です。
本記事はインターネットや量販店で販売されている市販のスポーツマウスガードではなく、歯医者さんや歯科技工士などの専門家がつくるカスタムメイドマウスガードの効果です。
スポーツマウスガードのすべてが分かる記事はこちら👉スポーツマウスガード:7つの特徴と選び方【保存版】
目次
スポーツマウスガードの価格
例えば歯医者に行ってスポーツマウスガードを作ってもらう場合の値段は歯医者によって全然違います。
理由は、スポーツマウスガードには保険が効かないからです。そのため、歯医者に「スポーツマウスガードを作ってほしいが、いくらくらいでしょうか?」といちいち聞いて見なければ、各歯医者の値段はわかりません。
でも、そんなことを何件も歯医者に問い合わせるのも面倒だし、とは言っても近所の歯医者に行ったら3万円以上と言われたりする場合もあります。
マウスガードの値段を調べる
まずはホームページでスポーツマウスガードの値段を調べる方法があります。ホームページで値段が明確に示されているところが良いです。
値段が明確に示されていないところは、あーだこーだ理由を付けてマウスガード自体ではなく、他にも〇〇が必要などと言われて最終的には高額になる場合もあります。
マウスガードの価格が示されていない歯医者
また、ホームページなども含めて、どこにもスポーツマウスガードの価格が示されていないところも避けた方がよいでしょう。
この場合は、マウスガードの値段というよりは、日常的にマウスガードを提供していない可能性が高いです。そのため、精度や材料が一昔前のモノである場合も多く、マウスガードの質そのものに問題がある可能性があります。
歯医者か専門業者のどちらを選べば良い?
次にスポーツマウスガードの製作を依頼する相手には、歯医者と歯科技工士(所)などの専門業者の2つがあります。
そして歯医者は、自院で製作する歯医者と、歯科技工所にマウスガード製作を委託する歯医者とに分かれます。ただ、ほとんどの歯医者は後者で、歯科技工士という技術者に製作を委託しています。
歯医者が歯科技工所に委託する理由
ほとんどの歯医者はマウスガードに限らず、入れ歯か被せ物などの義歯の製作は歯科技工士(所)に委託しています。
理由は簡単で、義歯製作の技術は歯科技工士の方が圧倒的に優れているからです。歯科技工士が製作する精度の歯科技工物を作ることができる歯医者は、まず居ません。
歯医者も専門業者も同じ
結論から言うと、歯医者さんは歯科技工士(所)に委託する訳なので、スポーツマウスガードの品質で言えば同じということになります。
ただし、自院で歯医者本人がマウスガードを製作している場合は、マウスガードばかりの患者さんで溢れかえっている状況でない限りは、歯科技工士(所)が作るマウスガードより品質が劣ります。
スポーツマウスガードに価格の違いはある
上記でマウスガードの品質に違いは無いということを説明しましたが、価格の違いはあります。
歯医者さんは専門業者にマウスガードの製作を委託する訳ですから、歯科技工士(所)などの専門業者のマウスガードの値段は、歯医者にとっては仕入値であり原価です。
マウスガードを製作するときの歯医者の役割と言えば、「歯型を採る(印象採得)」というだけでほとんど何もすることはありません。そのため、印象採得料だけでなくマウスガードの仕入値に上乗せした価格を請求します。
仕入価格で購入した方が安い
ここまで読んでいただければ、ほぼお分かりであろうとは思いますが、専門業者に直接委託し仕入価格でスポーツマウスガードを購入する方が安いことは言うまでもありません。
少し宣伝の様になってしまい恐縮ですが、私たちの提供するスポーツマウスガード「Perfect Guard」であれば、取引歯科医院から注文がきても、使用者から直接注文がきても価格は同じです。
しかし、歯科医院はこの「Perfect Guard」の値段に上乗せし、平均25,000円~30,000円程度で販売しているようです。
私たちは、上乗せすることが悪いこととは決して思っていません。正直に言えば、私たちが自信をもって提供する「Perfect Guard」を購入していただき、今までには無かった喜びを感じ喜んでいただけるのであれば、販売は直接的でも間接的でもどちらでもよいと考えています。
チームでまとめて注文すると安くなる
多くの場合は、個人で依頼するよりもチームで依頼する方が安くなります。20人程度を基準にしている場合が多いと思いますが、まとめて歯型を採ることができることや、まとめて納品できること、同じデザインで統一することで安くなります。
どの程度安くなるのかなど、値引きの割合は業者によって違うので、事前に問い合わせることをお勧めします。
安くなるだけでなく、チームで同じデザインのマウスガードを使用すると相手にとっては凄い威圧感となります。また、チームによっては、学校がマウスガードの製作料の一部、または全額を補助する場合もあります。
歯型があれば2個目からは安くなる
カスタムメイドマウスガードを製作するには必ず歯型が必要となります。その歯型をマウスガードが完成した後も保存しておくことで、2回目からのマウスガードの値段を安くすることができます。
スポーツマウスガードは消耗品です。特に噛む力が強い人などは数カ月に1度くらいで噛みちぎれてしまったりします。
そこで、すでに歯型があれば、新たに歯型を採る作業が必要なくなります。その分通常は1~2割以上は安くなります。
治療が必要であれば歯型を採ってもらう
マウスガードを製作する前に歯医者さんに行くと、虫歯などが見つかり、マウスガードの前に虫歯治療などが必要となる場合も多くあります。
(マウスガードを作ってしまってから治療した場合は、歯の形状が変わってしまい、そのマウスガードが使えなくなるため)
治療後に全額上下(全ての上の歯列と下の歯列)の歯型を、保険で採れないか聞いてみるのも一つの方法です。
保険で歯型をとることができれば安い上に、後はマウスガードの製作料のみとなるのでマウスガードを安く手に入れることも可能となります。
治療の場合は保険で歯型を採ることが可能
治療の必要の有無にかかわらず、歯のクリーニング(3カ月以上前に行っていなければ通常は保険適用)を行ってもらい、その時に全額上下(全ての上の歯列と下の歯列)の歯型を保険で採れないか聞いてみるのも一つの方法です。
上記と同様に、保険で歯型をとることができれば安い上に、後はマウスガードの製作料のみとなるのでマウスガードを安く手に入れることも可能となります。
スポーツマウスガードの値段:まとめ
スポーツマウスガード(マウスピース)の価格は保険適用外のため、決まった価格というものはありません。
しかし、あまり安いマウスガードは当然、品質に問題がある可能性があります。とは言っても消耗品であるマウスガードにあまりお金はかけられないのが現状です。
本記事を参考に、少しでも安く高品質なスポーツマウスガードを手にしていただけたら嬉しいです。
是非、あなただけのスポーツマウスガードを手に入れてみてはいかがだろうか?
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