スポーツマウスガード(マウスピース)の値段と安くする方法

 

スポーツマウスガード(マウスピース)は大きく2種類に分けられます。

1、市販のマウスガード

※インターネットや量販店で売られているマウスガード

2、カスタムメイドマウスガード

※歯医者さんや歯科技工士などの専門業者が作るマウスガード

の2種類がある。この2つの値段はは以下のような価格設定です。

1、市販のマウスガード
価格:1000円~3000円程度
2、カスタムメイドマウスガード
価格:8000円~15000円程度

 

本記事はインターネットや量販店で販売されている市販のスポーツマウスガードではなく、歯医者さんや歯科技工士などの専門家がつくるカスタムメイドマウスガードの効果です。

スポーツマウスガードのすべてが分かる記事はこちら👉スポーツマウスガード:7つの特徴と選び方【保存版】

 

スポーツマウスガードの価格

例えば歯医者に行ってスポーツマウスガードを作ってもらう場合の値段は歯医者によって全然違います。

理由は、スポーツマウスガードには保険が効かないからです。そのため、歯医者に「スポーツマウスガードを作ってほしいが、いくらくらいでしょうか?」といちいち聞いて見なければ、各歯医者の値段はわかりません。

でも、そんなことを何件も歯医者に問い合わせるのも面倒だし、とは言っても近所の歯医者に行ったら3万円以上と言われたりする場合もあります。

マウスガードの値段を調べる

まずはホームページでスポーツマウスガードの値段を調べる方法があります。ホームページで値段が明確に示されているところが良いです。

値段が明確に示されていないところは、あーだこーだ理由を付けてマウスガード自体ではなく、他にも〇〇が必要などと言われて最終的には高額になる場合もあります。

マウスガードの価格が示されていない歯医者

また、ホームページなども含めて、どこにもスポーツマウスガードの価格が示されていないところも避けた方がよいでしょう。

この場合は、マウスガードの値段というよりは、日常的にマウスガードを提供していない可能性が高いです。そのため、精度や材料が一昔前のモノである場合も多く、マウスガードの質そのものに問題がある可能性があります。

 

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歯医者か専門業者のどちらを選べば良い?

次にスポーツマウスガードの製作を依頼する相手には、歯医者と歯科技工士(所)などの専門業者の2つがあります。

そして歯医者は、自院で製作する歯医者と、歯科技工所にマウスガード製作を委託する歯医者とに分かれます。ただ、ほとんどの歯医者は後者で、歯科技工士という技術者に製作を委託しています。

歯医者が歯科技工所に委託する理由

ほとんどの歯医者はマウスガードに限らず、入れ歯か被せ物などの義歯の製作は歯科技工士(所)に委託しています。

理由は簡単で、義歯製作の技術は歯科技工士の方が圧倒的に優れているからです。歯科技工士が製作する精度の歯科技工物を作ることができる歯医者は、まず居ません。

歯医者も専門業者も同じ

結論から言うと、歯医者さんは歯科技工士(所)に委託する訳なので、スポーツマウスガードの品質で言えば同じということになります。

ただし、自院で歯医者本人がマウスガードを製作している場合は、マウスガードばかりの患者さんで溢れかえっている状況でない限りは、歯科技工士(所)が作るマウスガードより品質が劣ります。

 

 

スポーツマウスガードに価格の違いはある

上記でマウスガードの品質に違いは無いということを説明しましたが、価格の違いはあります。

歯医者さんは専門業者にマウスガードの製作を委託する訳ですから、歯科技工士(所)などの専門業者のマウスガードの値段は、歯医者にとっては仕入値であり原価です。

マウスガードを製作するときの歯医者の役割と言えば、「歯型を採る(印象採得)」というだけでほとんど何もすることはありません。そのため、印象採得料だけでなくマウスガードの仕入値に上乗せした価格を請求します。

仕入価格で購入した方が安い

ここまで読んでいただければ、ほぼお分かりであろうとは思いますが、専門業者に直接委託し仕入価格でスポーツマウスガードを購入する方が安いことは言うまでもありません。

少し宣伝の様になってしまい恐縮ですが、私たちの提供するスポーツマウスガード「Perfect Guard」であれば、取引歯科医院から注文がきても、使用者から直接注文がきても価格は同じです。

しかし、歯科医院はこの「Perfect Guard」の値段に上乗せし、平均25,000円~30,000円程度で販売しているようです。

私たちは、上乗せすることが悪いこととは決して思っていません。正直に言えば、私たちが自信をもって提供する「Perfect Guard」を購入していただき、今までには無かった喜びを感じ喜んでいただけるのであれば、販売は直接的でも間接的でもどちらでもよいと考えています。

チームでまとめて注文すると安くなる

多くの場合は、個人で依頼するよりもチームで依頼する方が安くなります。20人程度を基準にしている場合が多いと思いますが、まとめて歯型を採ることができることや、まとめて納品できること、同じデザインで統一することで安くなります。

どの程度安くなるのかなど、値引きの割合は業者によって違うので、事前に問い合わせることをお勧めします。

安くなるだけでなく、チームで同じデザインのマウスガードを使用すると相手にとっては凄い威圧感となります。また、チームによっては、学校がマウスガードの製作料の一部、または全額を補助する場合もあります。

 

歯型があれば2個目からは安くなる

カスタムメイドマウスガードを製作するには必ず歯型が必要となります。その歯型をマウスガードが完成した後も保存しておくことで、2回目からのマウスガードの値段を安くすることができます。

スポーツマウスガードは消耗品です。特に噛む力が強い人などは数カ月に1度くらいで噛みちぎれてしまったりします。

そこで、すでに歯型があれば、新たに歯型を採る作業が必要なくなります。その分通常は1~2割以上は安くなります。

治療が必要であれば歯型を採ってもらう

マウスガードを製作する前に歯医者さんに行くと、虫歯などが見つかり、マウスガードの前に虫歯治療などが必要となる場合も多くあります。

(マウスガードを作ってしまってから治療した場合は、歯の形状が変わってしまい、そのマウスガードが使えなくなるため)

治療後に全額上下(全ての上の歯列と下の歯列)の歯型を、保険で採れないか聞いてみるのも一つの方法です。

保険で歯型をとることができれば安い上に、後はマウスガードの製作料のみとなるのでマウスガードを安く手に入れることも可能となります。

治療の場合は保険で歯型を採ることが可能

治療の必要の有無にかかわらず、歯のクリーニング(3カ月以上前に行っていなければ通常は保険適用)を行ってもらい、その時に全額上下(全ての上の歯列と下の歯列)の歯型を保険で採れないか聞いてみるのも一つの方法です。

上記と同様に、保険で歯型をとることができれば安い上に、後はマウスガードの製作料のみとなるのでマウスガードを安く手に入れることも可能となります。

 

スポーツマウスガードの値段:まとめ

スポーツマウスガード(マウスピース)の価格は保険適用外のため、決まった価格というものはありません。

しかし、あまり安いマウスガードは当然、品質に問題がある可能性があります。とは言っても消耗品であるマウスガードにあまりお金はかけられないのが現状です。

本記事を参考に、少しでも安く高品質なスポーツマウスガードを手にしていただけたら嬉しいです。

是非、あなただけのスポーツマウスガードを手に入れてみてはいかがだろうか?

 

 

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スポーツマウスガード(マウスピース)のデザインの最新事情

ポーツマウスガード(マウスピース)を使用する目的は、ケガの予防やパフォーマンスの向上などがあります。

しかし、最近はマウスガードの製作者が独自に工夫を加えることでデザイン性にも優れたものが多くあります。

オリジナルデザインをオーダーできる専門業者などもあるので、自分だけの個性的なオンリーワンのマウスガードにしてみたり、デザインを楽しむという目的も加えてマウスガード製作をどこに依頼するのか選ぶ参考にするのも良いのではないでしょうか?

本記事はインターネットや量販店で販売されている市販のスポーツマウスガードではなく、歯医者さんや歯科技工士などの専門家がつくるカスタムメイドマウスガードの効果です。

スポーツマウスガードのすべてが分かる記事はこちら👉スポーツマウスガード:7つの特徴と選び方【保存版】

 

マウスガードのカラーなどをデザイン

少し前までは単色のカラーしか無かったマウスガードですが、最近はマウスガードの原材料となるシートも様々なデザインが発売されており、カラフルなマウスガードが多くなってきている傾向にあります。

また、特殊な製作方法によってオリジナルデザインを手掛ける専門業者もあり、マウスガードで個性をアピールするといった今までにないマウスガードの価値も生まれています。

プロスポーツ選手などは、スカウト人やファンなどに個をアピールすることが非常に重要です。そのことで次のステージへと駆け上っていく選手も多いことから、これからは個性的なマウスガードにより個性をアピールすると同時にファッション的要素も高まっていくと考えられます。

 

マウスガードの形状をデザイン

カラーバリエーションだけでなく、マウスガードを製作するための専用機器の技術革新も進んでおり、スポーツマウスガードの形状的デザインも向上しています。

形状のデザインとは、マウスガードのフロント部分を分厚くすることで前からの衝撃に強くしたり、歯の裏側部分を薄くすることで発声・発音しやすくデザインすることです。

各スポーツによってマウスガードは役割が違います。例えば、ボクシングの様に強い衝撃を常に受けるスポーツと、バスケットやサッカーなどの様に発生・発音に支障をきたしてはいけないスポーツなど、役割と求められることに大きな違いがあります。

形状のデザインを工夫することで、その役割と使用者の細かな要望にも応えることが可能となっています。

 

 

 

マウスガードの素材をデザイン

上記の様にスポーツによって形状のデザインを変えることが可能となったことに加えて、マウスガードの素材をデザインすることの重要となっています。

マウスガードの原材料であるシートの素材にはソフトやハードと言った硬さの違いや、厚みの違いなどがあります。

素材の違いは、競技の違いで使い分けるだけではありません。練習用と試合用や、ウエイトトレーニング用などを使い分けている選手は多くいます。

日ごろからスポーツマウスガードを多く製作する製作所は、この原材料であるシートの在庫を多く持っています。そのことで使用用途に適したシートの細かな選別を可能としています。

 

マウスガードのデザイン:まとめ

本記事で示したようにスポーツマウスガードのデザインは飛躍的に進化しています。是非、ファッション性も考えて

  • 個性的なデザイン
  • 使用用途に合った形状にデザイン
  • 使用目的に適した素材をデザイン

にこだわって、スポーツマウスガード選びをしてみてください。マウスガードを使用するたびに少し楽しい気分になります。この「少し楽しい気分」はあなたのモチベーションやパフォーマンスの向上にもつながることお約束します。

是非、あなただけのスポーツマウスガードを手に入れてみてはいかがだろうか?

 

 

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スポーツマウスガードは運動パフォーマンスも向上させるのか

スポーツマウスガード(マウスピース)を装着した選手からは、マウスガードを使用することでスポーツでのパフォーマンスが向上すると言われますが、実際にはどうなのでしょうか?

本記事はインターネットや量販店で販売されている市販のスポーツマウスガードではなく、歯医者さんや歯科技工士などの専門家がつくるカスタムメイドマウスガードの効果です。

スポーツマウスガードのすべてが分かる記事はこちら👉スポーツマウスガード:7つの特徴と選び方【保存版】

 

マウスガードと運動能力の向上

マウスガードの使用による運動能力の向上に関しては、科学的に証明はされていません。しかし、研究自体が少ないことや運動能力の向上の定義自体が曖昧ということがエビデンスの確立に繋がっていない状況があります。

本記事では、マウスガードの使用によるスポーツのパフォーマンス向上に関する報告や、効果につながる理由をお伝えします。

 

マウスガードの効果

マウスガードを装着することにより、「平均感覚(運動能力ではない)の向上効果=身体の揺れの軽減効果」が報告されています。

また海や川でのダイビングで身に付けるレギュレーターのマウスピースをカスタムメイドすることで、エアー漏れや口の周りのストレスの軽減、海水や淡水の誤飲防止が期待され、より安全なダイビングを楽しむことが出来るとの報告があります。

 

噛みしめによる効果

少し専門的になりますが、人がリラックスしているときは上下の歯は接触しておらず、1㎜~3㎜程度離れています。この状態を下顎安静位といい、この1㎜~3㎜程度の空間を安静位空隙と言います。

一方、緊張や集中するとき人は歯を噛みしめます。現代社会では仕事中のストレスなどで常に噛みしめ癖がある人も多くなっています。ストレスを感じ、長時間噛みしめることで顎の疲れを感じたことがある方も多いのではないでしょうか?

噛みしめることが悪いということではありません。スポーツでの集中しなければならない場面や、緊張感のある場面ではしっかりと噛みしめることで力を最大限発揮することができます。

専門家が作るカスタムメイドマウスガードは、その人の理想的な嚙み合わせをしっかりと再現しています。また、マウスガードの厚みが上下の歯の直接接触を防ぎ、噛みしめによる効果を最大限発揮できると考えられます。

当然、上下の歯の直接接触を防ぐことで歯や顎への負担を軽減することができます。

このようにスポーツ時にマウスガードを使用することで噛みしめ効果を最大にすることが可能となり、多くの選手が「パフォーマンスが向上した」との報告に棚がると考えられます。

 

安心感による効果

噛みしめ効果以外にもスポーツ時にマウスガードを装着するで「安心感による効果」も大きいと言われています。

専門家が作るカスタムメイドマウスガードは、使用者にぴったりフィットするようにミクロン単位で調整されている非常に精密なマウスガードです。

スポーツの種類によって適した形状に仕上げたり、マウスガードの厚さや硬さを変えたりもします。

そのようなマウスガードをスポーツ時に使用することで、ケガへの不安や恐怖心を払拭することでパフォーマンスを最大化できることもあります。

 

 

 

まとめ

マウスガードの使用による運動能力の向上に関しては、科学的に証明はされていません。

しかし、カスタムメイドマウスガードの様々な特徴が使用者のパフォーマンス向上の実感に繋がっています。

スポーツマウスガード(マウスピース)の効果は、

  • 平均感覚の向上効果
  • 噛みしめ効果
  • 安心感による効果

にあることが分かります。

グライディング(ギリギリと横にすり合わす歯ぎしり)やクレンチング(長時間強く噛みしめる習癖)などの治療や、歯科矯正にもマウスピースが使用されるようになってきています。

これからマウスガードに関して研究が進み、様々な効果が報告されていくことでしょう。しかし、スポーツでのパフォーマンスの向上も大事なことですが、それ以上に大事なことはスポーツマウスガードの役割は使用者や相手選手の体を守ることです。

スポーツマウスガードは大事な家族や仲間を守るための装置です。是非、あなただけの最高のカスタムメイドマウスガードを手に入れてみてはいかがでしょうか?

 

 

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スポーツマウスガード(マウスピース)で脳を守る【重要性】

あまり知られていないことですが、スポーツマウスガード(マウスピース)を装着することにより脳の損傷を予防することができるといわれています。

実はこの脳を守るということは、スポーツマウスガードの役割として歯を守ること以上に重要な役割でもあり、マウスガードが単なるケガ防止のための装置ではなく「命を守る装置」であることをお伝えします。

本記事はインターネットや量販店で販売されている市販のスポーツマウスガードではなく、歯医者さんや歯科技工士などの専門家がつくるカスタムメイドマウスガードの効果です。

スポーツマウスガードのすべてが分かる記事はこちら👉スポーツマウスガード:7つの特徴と選び方【保存版】

 

 

マウスガードは脳への衝撃を軽減させる

頭部に衝撃を加えて脳圧の変化を測定した実験によると、マウスガード装着時の方が脳圧の上昇も少なく、脳にかかる圧力の持続時間も短くなったという結果が報告されています。

実際、ボクシングの試合でマウスガード装着が義務化されてからは、試合中の脳震盪の発生が減少しています。

 

1、マウスガードが衝撃を吸収

マウスガードが衝撃を吸収し、外力そのものを減少させることが分かっています。

人とのコンタクト時には、特に大きな力が衝撃として脳に加わります。

しかし、マウスガードを装着することにより、マウスガードがクッションの役目を果たすことで、脳外傷の予防を可能とすることが大いに考えられます。

2、衝撃時に噛みしめやすくなる

噛みしめることによって頚部が固定され、頭部の移動を抑える”

衝撃を受けても頭部の移動量が少なければ、脳に対する影響も少ないといえます。噛みしめると関節が固定され、それが全体の固定に繋がります。

衝撃時に正確な「噛みしめ」がなされていれば、頚部が固定されることにより頭部の移動量が少なくなることによって、脳への影響の少なくなります。

 

Wikipediaから

頭蓋骨と脳のずれで急性硬膜下血腫に

頭蓋骨の内側には硬膜が存在し、通常頭蓋骨の内側面に強く付着しています。頭頂部にはこの硬膜で静脈洞を形成し、脳表の静脈とをつなぐ架橋静脈が存在しています。

この静脈は頭部に大きな衝撃を受けると頭蓋骨と脳のずれにより強く引っ張られます。 ずれが強いと破断し、出血は硬膜下腔(硬膜の内部で脳の外側)に広がり急性硬膜下血腫となります。

(文部科学省:学校における体育活動中の事故防止について)

スポーツマウスガードを装着することで東部の移動量を少なくすることで頭蓋骨と脳のずれを引き起こすリスクが軽減されると考えられます。

脳は鍋の中の豆腐のようなもの

脳は鍋の中の豆腐のようなものであり、外部から急激な圧力が加わると、頭蓋骨と脳

の間にズレが生じ、引っぱられた静脈が破裂して出血し、急性硬膜下血腫を引き起こします。頭を直接ぶつけてなくても起きてしまうのです。

(首のまだ据わらない乳幼児を急激に揺さぶることで死に至る恐れのある「揺さぶり症候群」のような状態)

(文部科学省:学校における体育活動中の事故防止について)

以下は、文部科学省「校における体育活動中の事故防止について」より

衝撃により頭部が直線的に加速される場合である。髄液に周囲を守られた脳は、 ちょうど水をはった鍋に浮かべた豆腐のようなものである。

鍋が衝撃を受けると鍋には何の損傷も受けないが衝撃を受けた側の反対方向に移動する。その際内 壁に静止し続けようとした豆腐がぶつかり豆腐が崩れる(直撃損傷)。

その後その反撃でまた反対側に流された豆腐は鍋の反対側の内壁にぶつかる(対側損傷)。

この対側損傷は人の場合、後頭部を打った時に出来る前頭葉や側頭葉の脳挫傷を起こすことがよく知られている。

スキーやスノーボード、スケートなど転倒して硬い雪面やリンクなどに頭部を強打したときに起こりやすい。

加速損傷

頭部や顔面打撲によって頭部が激しく揺さぶられることにより、頭蓋骨と脳とに 大きなずれを生じることが原因となる。

このずれは通常は問題を生じないが、ずれが大きくなり、ある閾値を超えると、頭蓋骨と脳をつなぐ橋渡しの静脈(架橋静脈)が伸展破断し、出血をすることにより、血腫が発生する。

血腫は硬膜の内側に広がるため前述の「急性硬膜下血腫」となる。ボクシングや柔道、ラグビーなどのスポーツ等で発生しやすい。

頭部が激しく揺さぶられて打撲をすることによって 発生する事が多いが、打撲なしでも起こりうる病態である。

(文部科学省:学校における体育活動中の事故防止について)

 

マウスガードは命を守る

マウスガードの役割として口の周りの外傷(歯など)を防ぐことは良く知られています。

しかし、脳の損傷を防ぐことはあまり知られていません。

若い時期はスポーツを行う時に、まさか自分が重大なスポーツ事故に遭うとはだれも思っていません。

そのため、マウスガードに関しても「命を守る装置」という認識がないどころか、「まぁ大丈夫やろ」と誰もが思ってしまいます。

しかし、スポーツマウスガードは大事な家族や仲間の「命を守る」ための装置です。また、最近はデザインや形状なども様々で個性的なマウスガードを作ることも可能となっています。

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スポーツマウスガード(マウスピース)で歯を守るということ

スポーツマウスガード(マウスピース)を装着する目的の一つは「歯を守る」ということです。

わざわざ言われなくても分かるような内容ですが、実はこのスポーツマウスガード(マウスピース)によって「歯を守る」ということは健康面からは勿論、経済的にも大きな意味があることをお伝えしたいと思います。

本記事はインターネットや量販店で販売されている市販のスポーツマウスガードではなく、歯医者さんや歯科技工士などの専門家がつくるカスタムメイドマウスガードの効果です。

スポーツマウスガードのすべてが分かる記事はこちら👉スポーツマウスガード:7つの特徴と選び方【保存版】

 

マウスガードの装着が義務付けられているスポーツ

先ずはマウスガードの装着が義務付けられている主なスポーツは以下の通りです。

ボクシング、キックボクシング、K-1、空手の一部、ラグビーの一部、アメリカンフットボール、ラクロス(女子のみ)、インラインホッケー(20歳以下)

効果のあるスポーツ

最近は、野球やサッカー、ゴルフなどでもプロの選手がスポーツマウスガードを装着している姿をご覧になったことがある方も多いのではないでしょうか?

最近は装着が義務付けられているスポーツ以外にも、多くのスポーツで外傷予防やパフォーマンスの向上を目的としてマウスガードの使用が広がっています。

プロとアマチュアではルールの違いもありますが、怪我、外傷予防という目的から、マウスガードの装着は下記のスポーツに有効で有ると考えます。

格闘技

ボクシング、K-1、空手、レスリング、日本憲法、柔道、相撲等

球技

アメリカンフットボール、バスケットボール、サッカー、ラグビー、ハンドボール等

個人技

クラシックバレエ、体操、トランポリン、アクロバット、重量挙げ、スキー、スノーボード、自転車競技、射撃、アーチェリー、弓道等

 

 

スポーツによる外傷が最も多いのは「口の周り」

日本スポーツ振興センターがH9~18年に行った、学校などへの障害見舞金の給付件数の統計によると、歯の障害は給付件数の約3割で常に最も多い障害です。

学校管理下での歯・口・顎のけがは年間8万件前後にもなるといわれています。愛媛県歯科医師会が県下中高校運動部に実施したアンケートによると

顎顔面・頭頸部のケガの経験のある者
  • 中学生 37.6%
  • 高校生 49.8%
ケガの種類
  • 口の中を切った
  • 歯が欠けた

など、口の周囲の外傷が最も多く中学生・高校生ともに約75%を占めています。

これは、スポーツ外傷の外力が口の周りに集中して起こることを意味します。

スポーツによるケガは手足、顔など様々なところに起こりえますが、この中で最も多いのは顔面、特に口の周りであるということです。

外傷の種類

愛媛県内の中学校156校、高等学校73校の運動部に対する調査を各担当教諭を通じておこなった。

中学校の有効回答数は338名で受傷者数127名(37.6%)、高等学校の有効回答者数は325名で受傷者数は162名(49.8%)であった。

愛媛県歯科医師会「歯科領域のスポーツ外傷についての調査」

マウスガードの役割【重要】

マウスガードを装着していても100%外傷を防止できるという訳ではありません。

しかし、防止できなかった場合でも重症には到らず、軽微なものとなる可能性は非常に高まります。

歯をマウスガードで覆うことにより、装着者本人のみならず、相手を傷つけることも防ぐことができます。

 

 

スポーツマウスガードの効果

1989年、米国の中高生のアメリカンフットボール選手2470名に対する調査結果から、スポーツマウスガードが外傷を防ぐことが報告されています。

マウスガード装着する場合と装着しない場合

  • 装着していない303名の口の外傷発生率は約50%
  • 装着した2167名の外傷発生率は5%以下

の結果でした。

マウスガードは口の外傷を激減させる

マウスガードの装着を義務化した1962年以前は顎、顔面、口の領域の外傷の発生率約50%であったのに対し、義務化以降は1.4%に減少しています。

日本でも、2000年に女子水球チームに対して行った調査で、マウスガード装着前の口の外相経験者は52%であったのに対し、装着後は14%に減少しています。

マウスガードの外傷の予防効果

(東日本歯学雑誌から)

マウスガードの装着が比較的進んでいるアメリカにおいて、アメリカ歯科医師会の報告では、マウスガードの使用によって年間に200,000本の歯を守ることに繋がっているとのことです。

また欧米では予防対効果の高いことが証明されていることにより、マウスガードを装着せずに事故が起きた場合、指導者が罰せられたり、起訴されるということとなるそうです。

日本でも学校管理下での歯、口、顎のけがは年間80,000件前後といわれています。傷害見舞金の件数は歯のケガが最も多く、3割程度を占めています。

 

歯は命

雑誌プレジデントで55歳~75歳の方1,000人聞いたところ、「リタイヤ前にやっておけば良かった後悔」ベスト3が、

1位、歯の定期健診

2位、スポーツで鍛える

3位、良く歩く

という結果だそうです。自然治癒力の無い歯は、失ってからその大事さに気付く方は多くいらっしゃいます。

 

私たちは歯科技工士として日々、歯科医療の現場において冠(被せもの)や義歯の製作を行っている立場としても、そのことは強く感じています。

すべて健康な歯の方であっても、1本失うことにより連鎖的に口の中がボロボロになっていくケースは、あまりにも多く存在します。

また、自らの天然歯を失うということは、運動能力の低下や、生活面といった身体的な大きな損失であると同時に、経済的にも大きな損失であります。

仮に前歯をスポーツ障害にて一本失ったとします。治療にて人工的に白い自然な歯に戻そうとすれば、保険外の治療となります。その場合の金額はというと、

歯の治療費

※失った歯は1本であっても、隣り合う歯を削ってブリッジにしなければなりません。

1本(8~10万円)×3本=24~30万円

程度と予想されます。

また保険治療においても前歯の治療は高額であると同時に、この1本がきっかけで一生苦労する方々も多くいらっしゃいます。

 

まとめ

若い時期に健康な歯を失うことは、あまりにも大きな損失ですが、残念ながら子どもたちに認識してもらうことはなかなか難しいのが現状です。

スポーツマウスガードは大事な家族や仲間を守るための装置です。是非、あなただけの最高のカスタムメイドマウスガードを手に入れてみてはいかがでしょうか?

 

 

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スポーツマウスガード(マウスピース)の値段や種類の違い

スポーツで使用するマウスガード(マウスピース)は大きく2種類に分かれます。

1、市販のマウスガード

2、カスタムメイドのマウスガード

では、この2種類のマウスガードの違いなどを詳しく説明していきますので、マウスガード選びの参考にしていただきたいと思います。

本記事はインターネットや量販店で販売されている市販のスポーツマウスガードではなく、歯医者さんや歯科技工士などの専門家がつくるカスタムメイドマウスガードの効果です。

スポーツマウスガードのすべてが分かる記事はこちら👉スポーツマウスガード:7つの特徴と選び方【保存版】

 

スポーツマウスガードの値段など

冒頭で説明した通り、スポーツマウスガードには、

  1. 市販のマウスガード
  2. カスタムメイドのマウスガード

の2種類があります。

簡単にそれぞれのマウスガードにどのような特徴があるのかと、2つの比較を示したいと思います。

 

1、市販のスポーツマウスガード

市販のスポーツマウスガードとは、インターネット通販や量販店などで販売されているマウスガードです。

特徴は以下の通りです。

価格:安価

製作方法:自分で制作します。

  1. マウスガードの原材料をお湯で軟化します。
  2. 自分の歯にあわせて形を整えます。
  3. 数分で固まります。
  4. 歯から外して完成です。

特徴:

メリット

非常に簡単に自分で製作できることと、安価であることや短期間で完成・使用できます。

デメリット

本来のマウスガードの効果を得ることは難しく耐久性も低いです。そのため、スポーツマウスガードの効果というよりは、ルール上使用が義務付けられていることへの対応のために使用するというタイプのマウスガードです。

 

こんな感じです👇

 

2、カスタムメイドのマウスガード

カスタムメイドマウスガードとは歯医者さんや歯科技工士などの専門業者によって製作されるスポーツマウスガードです。

価格:比較的高い

製作方法:専門家が作ります。

  1. 歯医者さんや専門業者に歯型を採ってもらいます。
  2. その歯型をもとに専門技術者が作ります。
  3. 1~2週間程度で完成します。

特徴:

メリット

  • ミクロン単位で精密に作られるため、自分の歯にぴったりとフィットするだけでなく咬み合わせも完璧に再現されるため、装着感が無く発音もしやすいです。
  • スポーツマウスガード役割である歯を守るだけでなく「命を守る装置」としての役割と効果を最大に得ることができます。
  • 様々なデザインや、スポーツの種類に適した形状を考えたタイプも製作可能(製作元によって出来ない場合もある)。

デメリット

  • 製作元によって値段に違いはあるが、市販のマウスガードと比べると高価である。
  • 完成までに1~2週間程度を要する場合がある。
  • 歯の治療などを行った場合は、新たに作り直す必要がある。

 

 

スポーツマウスガードの種類と違い:まとめ

■どちらのスポーツマウスガードが良いのか?

ここまで説明してきたように、同じスポーツマウスガードでも市販のマウスガードとカスタムメイドマウスガードでは全く違うものと言えます。

どちらがお勧めか?

と聞かれると、私は歯科技工士なので当然、カスタムメイドマウスガードと答えます。しかし、どのカスタムメイドマウスガードでも同じではありません。

■カスタムメイドマウスガードにも違いがある

例えば歯医者さんでスポーツマウスガードの製作を依頼した場合でも、その歯医者さんから歯科技工士さんに依頼するのか歯医者さん自身が作るのかでもスポーツマウスガードの精度に違いが生じます。この場合は、歯科技工士さんに依頼した方が精密なマウスガードが出来上がります。

何故なら、歯科技工士さんは日々、髪の毛が一本入っても気持ち悪いという程に繊細な口の中において、ミクロン単位で正確な義歯を作ることを専門としています。そのため、マイクロスコープという専門機器などを使って細かな作業を行っています。

マイクロスコープを使用し製作されるマウスガードと、目視で製作されたマウスガードとでは制度に大きな違いが生じます。

■スポーツマウスガードの役割

スポーツマウスガードは歯を守る役割だけではありません。しっかりと上下の歯が理想的な形でかみ合うことをサポートすることでパフォーマンスを最大化させることにも繋がります。

また、デザインにこだわることで自信をアピールすることも可能です。しかし、カスタムメイドマウスガードでスポーツマウスガードを作り使用することの最大の目的は、コンタクトスポーツやスポーツ中の脳への衝撃を最大限減少させることにあります。

脳震盪や重大事故につながりかねない脳への衝撃を軽減することは「命を守る装置」の装着ということです。

最近は機能面だけでなくデザインにも優れたマウスガードを提供しているマウスガード専門メーカーもあります。

是非、あなただけの最高のカスタムメイドマウスガードを手に入れてみてはいかがでしょうか?

 

 

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いい歯医者の選び方! 11の見分けるポイント言っちゃいます

 

「良い歯医者」とは簡単にいうと「腕がいい歯医者」や「医療倫理がある歯医者」ということになるかと思います。

「医療倫理?あたりまえやろ!」と思われた患者さんがほとんどではないでしょうか?しかし、今は歯医者のモラルハザードの欠如は大きな問題となっています。

患者さんは「愛想がいい歯医者」は分かっても、「腕がいい歯医者」を見極めるのは不可能に近いです。また、口コミサイトなどの評判はデタラメもいいところです。

それなら、歯医者の技術力を目利きでき、裏事情もよく知る歯科技工士に「良い歯医者」を選ぶポイントを聞けば良いのです。そのポイントを本レポートでは全てをお伝えします。

本レポートでは患者さんがしっかりと良い歯科医療を受けることができるように良い歯医者を選ぶポイントを示します。

他サイトでよく見る

  • 最新設備を完備している歯医者
  • 受付や歯科衛生士の教育がしっかりとしている歯医者
  • ホームページがしっかりしている

などがありますが、そんなことは対して「良い歯医者」を選別する判断材料とはなりません。

良い歯医者は100軒に1軒

コンビニの数よりもはるかに多い歯医者ですが、私自身が行きたいと思える歯科医院や、親しい人に安心して紹介できる歯医者となると50軒に1軒もありません。

100軒に1軒あれば良い方です。「悪い歯医者」の方が圧倒的に多いのは間違いありません。知り合いに歯科技工士がいる場合は聞いてみてください。必ず「その通り!」と返事が返ってくると思います。

それほどまでに良い歯医者は無いという残念な現状であることは冒頭にお伝えしておきたい事実です。

✅注意!

「保険治療では良い治療ができない」などと説明する歯医者は、儲けたいだけのセールストークなので騙されないようにしてください。

何故なら、保険が効かない高額な自由診療の値段はそれぞれの歯医者が自由に設定できるためです。なので0円でも100万円でも良いのです。高額治療と「腕がいい歯医者」であることは全く関係ありません。

ここでは、ほとんどの患者さんが行う保険治療の話をさせてもらいます。言い換えれば、保険治療で良い治療をする歯医者は、自由診療でも「いい歯医者」ということができます。

 

1、不正請求・過剰診療がない歯医者を選ぶ

歯医者では不正請求・過剰診療が横行していることをご存じでしょうか?歯医者の不正請求はビックリするほど多いので患者さんには最も気を付けてほしいことです。

  • H23年~H27年の5年間で9,921人の歯医者が個別指導を受けている
  • H23年~H27年の5年間で25,191件の歯科医療機関が集団的個別指導を受けている
  • H23年~H27年の5年間で約620億円(医科を含む)が返還されている

※実際に不正請求を行っている歯医者は多く、指導・監査を受けている歯医者は氷山の一角。

※悪質であれば最悪の場合、保険医療機関としての指定を取消される。

不正請求・過剰診療の種類

不正請求の手口を細かく上げればきりがないので、大まかに分類すると

①付増請求

保険治療を行った際に、実際に行っていない治療を付け加えて請求すること。

②振替請求

行った保険治療とは異る、実際には行っていない保険点数の高い治療を行ったこととして請求すること。

③不当請求

そもそも行っていない治療や、算定要件を満たさない診療報酬を不当に請求すること。

④過剰診療

必要のない治療を行い保険請求すること。

などがあります。この不正請求を患者さんが見抜くことはけっこう難しいです。

しかし、

①健康保険組合からの通知書を確認

付増請求や不当請求が無いかは、通知書の自己負担額と実際に支払った自己負担の領収書を見比べることで確認することができます。

②レセプト開示請求をする

通知書が無くてもレセプト開示請求をすることで上記の不正が無いかを確認することができます。

※レセプトとは、歯医者が健康保険組合に提出する月ごとの診療報酬明細書のこと。レセプト開示請求は定期的に行った方がよい。

③通知書・レセプトの治療内容を確認

振替請求は通知書・レセプトの治療内容を確認することで判断できますが、専門用語となっているため難しいです。

④セカンドオピニオン

過剰診療もまた見つけるのが難しいです。しかし、過剰診療まで行う歯医者は悪質なのでどんどんエスカレートしていく傾向があります。ひどい場合は必要ない場所にインプラントを打ったり、虫歯でない歯を削ったりする歯医者も実際にいます。

不正請求をしない歯医者は「いい歯医者」というよりは、不正請求をする歯医者は「悪い歯医者」と言うべきであったような感じもしますが・・・。

 

歯医者の不正請求の実態など詳しい情報はこちら👉専門家が伝える!知って得する歯医者に関する情報のすべて

 

 

2、いい歯医者は、安い義歯を扱っていない

義歯は歯科技工士が一人ひとりの患者さんの口の中にぴったり合うように製作しているため、義歯の精度が高いことは「いい歯医者選び」の最も重要なポイントです。

しかし、残念ながらほとんどの歯医者で提供されている「入れ歯」や「被せ物」は安物の義歯ということをご存じでしょうか?

はじめに引き続きショッキングな内容をお伝えして申し訳ないのですが、これが事実です。みなさんは、自分の口の中に入る義歯の値段に違いがあることは知らないと思います。

詳しい説明の前に結論から言うと、

①適正価格の義歯=良い義歯(高品質)

②安物義歯=悪い義歯(低品質)

と言えます。そして、

①(良い義歯)を扱う歯医者=良い歯医者

②(悪い義歯)を扱う歯医者=悪い歯医者

という関係が成立します。当たり前の話で恐縮なのですが・・・。

歯医者によって義歯の仕入価格は全然違う

みなさんは疑問に感じないでしょうか?保険制度では、全国どの地域でどの歯医者を選んでも治療費や窓口負担の金額は同じです。なので義歯の値段が高くても安くても患者さんが支払う治療費は同じです。

では、どうして義歯の値段に違いが発生するのでしょうか?実はここに歯科医療の保険システムにからくりがあります。

安い義歯を仕入れた方が歯医者は儲かる

ほとんどの歯科医院は歯科技工士を雇用していないため、義歯の製作は外部の歯科技工士に委託しています。

この義歯の委託料に大きな違いがあるのです。当然、安物義歯は患者さんにとっては良くありません。そのため、国(厚生労働省)は適正価格を「大臣告示」というもので示し、適正価格での取引を促しています。

しかし、「大臣告示」を無視して安物義歯を選んで患者さんの口に放り込んでも罰則はないのです。

そのことをいいことに、歯医者はなるべく安い値段で義歯を製作する技工士を探したり買いたたいたりして義歯の制作を委託しています。ヘタすると中国製です。

当然、安かろう悪かろうです。まぁ歯科医療という医療の現場でそんな状況を見て見ぬふりを続けている厚生労働省にも問題はあるのですが・・・。

安物義歯で得するのは歯医者だけ

歯医者は義歯を安くするほど儲かります。なぜなら、売上である治療費(保険点数)は国から確実に入るのに対し、経費である義歯代を安くすることで差益は大きくなるからです。

しかし、患者さんである皆さんはこの事実を知ると、「ふざけるな!」とならないでしょうか?

どの歯医者に行っても治療費は同じなのに、知らないところで安物の義歯を装着されているのですから。

保険治療費は、歯科治療の質と安全性を確保するために必要な経費ということで国が決めています。そのことを無視して患者さんに安物義歯を装着する歯医者は詐欺師に近いと言えます。

ここでもまた「いい歯医者選び」というよりは「悪い歯医者」に引っかからないようなポイントと思われるかもしれませんが、適正価格の義歯を扱う歯医者は驚くほど少ないです。

 

あなたの義歯はいくら?適正価格のチェック方法など詳しくはこちら👉歯医者の費用と「治療の質」が違いすぎるたった1つの理由!

 

 

3、歯を削るドリルの滅菌を行っている歯医者を選ぶ

厚生労働省の調べによると、歯を削るドリル(ハンドピース)の扱いは以下のよ状況で、半数が滅菌処理を行っていないことが明らかとなっています。

しかし、実際には交換・滅菌している歯医者はもっと少ないです。

理由は厚労省からこのような調査への回答を求められると、交換・滅菌を行っていなくても「交換・滅菌を行っている」と答えるに違いないからです。

2017年7月4日モーニングショーでも放送

2017年7月4日に放送されたモーニングショーで、ハンドピースの滅菌問題が取り上げられていました。

なぜハンドピースの交換・滅菌が必要かというと、ドリルは歯を削るとき空気と水を放出しながら回転します。そして、回転を止めるときには逆回転することで止まります。

そのとき、患者さんの血液や菌をドリルが吸い込んでしまいます。そのため、次の患者さんに使用する場合に、前の患者さんの血液や菌が放出されることによる感染の危険性があるのです。

また、まだ一般的にはあまり知られていませんが根管治療に使用するリーマーとうものの使いまわしも問題となっています。

感染は非常に危険

※前の患者さんがB型肝炎やC型肝炎、HIVの患者さんであれば、その危険性は容易に想像できると思います。全員が自己申告してくれるのであれば対策もとれますが、自身も感染の事実に気付いていない患者さんも多いです。

しっかりと滅菌処理を行うためには、オートクレーブなどの専用機器での滅菌処理が必要で、消毒液では不十分と言われています。

経費削減に重点を置く歯医者は本当に危険なのです。

 

詳しい内容はこちら👉歯を削るドリル(ハンドピース)を半数の歯医者が使い回し

 

 

4、説明を丁寧に行う歯医者を選ぶ

歯医者を受診するには様々な理由があると思います。しかし、なぜ治療が必要で、どのような種類の治療があり、どんな選択肢があるのか?費用はいくらか?などが患者さんは最も説明してほしいことではないでしょうか。

また、歯の治療は何回も歯医者に通わなければならない場合が多く、どういったプランで治療が完了するのかが分からないことに不安を抱く患者さんも多くいます。そのことから、歯科治療では治療中断や完治まで治療が続かない場合が非常に多のです。

「説明」はほとんど利益にならないため、なるべく早く治療を行いたい歯医者の気持ちもわかりますが、歯科治療は患者さんと一緒に進めていかないと良い治療を行うことは難しいです。

やはりしっかりと説明することで、患者さんの疑問や不安に答えるだけでなく「あれが知りたい、これが知りたい」という要求にもしっかりと丁寧に説明を行う歯医者は「良い歯医者」と言えます。

 

 

5、治療は丁寧!義歯の装着は早い!は良い歯医者

例えば、虫歯の治療は簡単に言うと以下のような流れで行います。

 

①虫歯を削り除去する

②削った歯型を採る

③歯型をもとに義歯を作り装着する

治療に時間をかける

一回の治療で請求できる保険点数には上限のようなものがあります。なので、数回にわたり治療することが多いのです。そのため、歯医者はなるべく1回の治療時間を短くし、次の患者を診ることで回転数を上げます。そのことで歯医者は利益を最大化できます。

だが、患者さんにとっては丁寧な治療を行ってほしいものです。そこでポイントとなるのが、上の各ステージでの内容です。

①と②の治療をもとに義歯は作られます。そのため①②の治療は時間をかけ丁寧に行われなければ③の良い義歯は出来上がりません。

言い換えれば、①と②で時間をかけて丁寧にしっかりと治療されていれば、③の義歯も高品質なものとなります。

そのような丁寧な治療を行う歯医者で義歯を装着すれば、驚くほど違和感がなく、無調整でスムーズに義歯が装着されます。

当然、①②を丁寧に行っている歯医者であれば、低品質な義歯をつくる歯科技工士を選び義歯製作を依頼することはありません。それまでの良い治療が台無しになるからです。

 

 

6、保険外の高額治療ばかり進めてこない歯医者

ご存じの通り歯科治療には、“保険が効く治療”と保険が効かない“高額な自由診療”があります。

そのほとんどは義歯の材料の違いのみで、治療自体の違いはほとんどありません。そのため、保険で治療したものはダメで、保険外の高額治療は良いということにはなりません。

材料の違いではなく、保険が効かない治療は以下のようなものがあります。

  • インプラント治療
  • 歯科矯正
  • ホワイトニング
  • 予防

例えば、前歯の保健治療でおこなえる前装冠という種類の義歯があります。歯医者のホームページなどでは、この前装冠は期間が経つと変色するのでセラミックにした方がよい。との説明がありますが、それは昔の話で今の前装冠の硬質レジンという素材はそんな簡単に変色などしません。

保険治療では白い歯でなく銀歯でしか治療ができない歯もあります。この様な保険が効く治療と効かない治療の材料の違いを丁寧に説明してくれる歯医者は良心的でいい歯医者と言えます。

一方で、患者さんに選択肢を提示せず、高額な保険外治療に誘導する歯医者はセールス中心の考え方なので気を付けた方がよいです。

 

 

7、歯科衛生士の役割を十分発揮させている歯医者を選ぶ

最近は歯のクリーニングだけでなく、口腔ケアなどでもその役割がより重要となっている歯科衛生士さん。

歯科衛生士は歯科助手とは違い、国家資格を持つ専門職で技術職です。また、最近は歯科衛生士の役割は非常に重要視され、活躍の場が大きく広がっています。

その歯科衛生士の活躍を歯科医院内でマネイジメントするのが歯科医師なのですが、未だに歯科助手と同じ扱いや、「うちの女の子」などと上から目線で扱う歯医者は多いです。中には歯科助手を歯科衛生士と偽って業務を行っている歯医者もいます。

いい歯医者を選ぶ基準として、歯科衛生士に活躍の場を与え、やりがいを感じさせている歯医者は非常に優秀と言えます。

歯科衛生士の技術力は患者さんの歯の健康に大きくかかわる重要なポイントです。

 

 

8、歯科衛生士さんがすぐに辞めない歯医者を選ぶ

上記で示したように歯科衛生士とは、歯科助手とは違い国家資格を有した専門職です。そして活躍の場が広がり続ける歯科衛生士ですが、有資格者の6割が未就業という状況です。

そのため、多くの歯科医院では歯科衛生士の確保に困っています。歯科衛生士の離職率が高い理由は、その役割に対し評価が低いからです。

離職の理由として「結婚」によるものも多いのは確かですが、これほどまでに共働き世帯が増えている現在において「結婚」が最大の理由ではありません。

実際、私たちの周りの歯科医院を見ても、歯科衛生士さんの役割を評価し、やりがいを与えている歯科医院は結婚しても辞めていません。そのことで経験豊富な歯科衛生士さんが質の高い歯科医療を提供することが可能となっています。

一方、若い歯科衛生士がころころ入れ替わる歯科医院は非常に多いです。表面的には分かりませんが、裏では歯科衛生士を正当に評価していない表れです。このような歯医者は、提供する歯科医療の質という面から注意が必要です。

 

 

9、専門医を紹介する

歯医者にも得意・不得意な治療があります。自分が苦手な治療が患者さんに必要な場合、その治療を得意とする歯医者を紹介するのは「良い歯医者」と言えます。

治療に自信がない歯医者と感じられますが、言い換えれば得意な治療には非常に自信があるということです。この様な歯医者は、得意な治療は他の歯医者から患者さんを紹介されるような場合が多いです。

分かりやすい例がインプラント治療です。インプラントは非常に高額な治療で知られています。そのため、できもしないのに儲けのために飛びついた歯医者は非常に多くいます。そのことでインプラント治療の質が非常に問題となっているのです。

その一方で儲けに飛びつくことなく、インプラントが最もよいであろう場合に、インプラント治療を得意とする歯科医院を紹介していた歯医者も多くいます。そのような歯医者は患者さんからの信頼も得ていることは間違いありません。

皆さんも同じかと思いますが、大切なお客さんや家族を自身の専門分野でプロとしてプロを紹介する場合、その紹介相手は大切な人たちのためにも最も信頼できるプロを紹介すると思います。

 

 

10、予防に力を入れている歯医者を選ぶ

最近はよく知られるように病気にならないために予防が大事と言われています。特に歯は予防対効果が大きい分野です。

体の病気は生活習慣に気を使っていてもどの程度予防できるのかはハッキリしません。しかし、歯に関しては予防することで健康な状態を維持できる可能性は非常に高いです。

現に子どもの虫歯は昔に比べ激減しています。これはブラッシングの大切さや、仕上げ磨きの指導などといった歯医者の啓蒙活動での貢献の結果と言えます。

最近では口腔ケアを行うことで誤嚥性肺炎を予防できることも分かっています。日本人の死因の3位が肺炎で、そのほとんどが誤嚥性肺炎によるものです。口腔ケアは、歯を守る予防ではなく命を守るという大事な予防でもあるのです。

良い予防・悪い予防

予防は非常に良いことなのは明らかですが問題もあります。それは予防には保険が効かないということです。そのため、今後は非常に高額な料金設定でクリーニングなどを実施する歯医者が増えてくることが予想されます。

今後は、今まで保険が効かない先端医療技術で作られる義歯も、どんどん保険導入されることが予想されています。そのことから、今まで保険外で儲けてきた歯医者が高額な予防や、不必要な歯科矯正まで儲けのために行う可能性は十分にありえます。

急に方向性を予防に切り替える歯医者は要注意です。本当に患者さんのためを思って長く予防の大切さを謳っている歯医者を選ぶべきです。

 

 

11、過剰な宣伝広告を行っていない歯医者

最近は歯医者の開院の際に、街中で同じコスチュームでティッシュ広告やアメを配ったりしている光景をよく見かけます。

また、折り込みチラシなどで大々的に宣伝広告を行っている歯医者を見たことはないでしょうか?実は歯医者のチラシ広告などは本来許されていません。また、派手な看板も許されてはいません。

何故なら、「地域No1歯医者です!」などと宣伝をされても患者さんがその根拠をを判断できないためです。また、近年ではWEB広告の広告費も高騰しています。

過剰な広告を行うこと自体が悪いということではなく、そのためには多額の広告費をつぎ込んでいます。その広告費の原資は患者さんの治療費です。

そして更に利益を上げるために派手に広告を行います。そのことは患者さんの治療費の高騰や過剰な治療につながりかねません。どうしても広告費以上の利益を上げるために無理が生じることとなるのです。

例えば、WEBで地域の歯医者を検索したときのページの上部と下部に「広告」と表記のある宣伝広告のページが表示されます。これをPPC広告(狙ったキーワードに対して表示され、クリックされるとGoogleやYahoo!に広告費を支払うというシステム)といいます。

このPPC広告のクリック単価は非常に高騰していると同時に検索ユーザーは既に広告という理解は広がっています。特に医療、法律、不動産は高額で知られているにもかかわらず歯医者の広告はズラリと並んでいます。この広告費の原資はすべて患者さんの治療費です。

現在の状況でPPC広告を出し続けている歯医者は要注意です。いい歯医者選びは大事ですが、広告に騙されてはいけません。

 

 

まとめ

本記事では「良い歯医者」の選び方というよりは「悪い歯医者」を見抜く方法のように感じられるかと思います。

しかし、あくまで「良い歯医者」の選び方です。ここまでの要件をクリアしている歯医者はそれだけで良い歯医者と言えます。言い換えれば、これほどまでに患者さんにとって良い歯医者を選ぶことが難しいということです。

その他の「良い歯医者」の要件

  • 最新の治療に必要な設備を完備している歯医者
  • 受付や歯科衛生士の教育がしっかりとしている歯医者
  • ホームページがしっかりしている

などなどがあるが、そんなことは対して「良い歯医者」を選別する判断材料とはなりません。

歯医者選びは本当に大事

私は正直、「良い歯医者」とも「悪い歯医者」とも長年にわたり取引があります。

そこで本当に怖いのが、「悪い歯医者」に通う患者さんは全員と言って良いほど口の中がボロボロになって行きます。逆に「良い歯医者」に通う患者さんの口の中は非常にきれいな状態にあります。

最初は地域性かな?などと思っていましたが、明らかにどの歯医者を選ぶかで将来の口の中が天国にも地獄にもなることが分かりました。

また、質が悪いことに私の取引先の「悪い歯医者」は非常に愛想もよく、この歯医者に歯をボロボロにされたとは患者さんは夢にも思っていません。おそらく「悪い歯医者」に通う患者さんは、歯がボロボロになる理由が自分の体質や生活習慣と思っている方が多いと思います。

本記事が、このような悲惨な患者さんを生まないためにも、歯医者選びで困っている多くの患者さんの参考となれば幸いです。

 

 

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ホントは怖い歯周病!歯を失うだけでない歯周病と3つの病気

 

歯周病

歯と歯肉の間(歯周ポケット)という場所に、細菌や歯周病菌のかたまりである歯垢(プラーク)が蓄積することで発症する。

歯周病は、

  1. ひどい口臭を引き起こし、
  2. 歯を支える骨(歯槽骨)を溶かすことで歯がグラグラ
  3. 歯が抜け落ちる

という歯を失う病気であることは広く知られるようになった。

しかし、歯周病は単に歯の病気というだけでなく、実は命に係わる重大な病気であることが判明してきた。本記事ではこのことを中心にお伝えする。

この記事のポイント
  1. 歯周病と糖尿病
  2. 歯周病と心筋梗塞
  3. 歯周病と早産・未熟児

 

歯周病は世界で最も多い病気

30代でも8割が歯周病と言われている。

ちなみにギネスブックでは「全世界で最も患者が多い病気は歯周病である。地球上を見渡しても、この病気に侵されていない人間は数えるほどしかいない」と紹介されている。

それほどまでに多い病気が歯周病だ。

そして歯周病は冒頭にお伝えした通り、細菌や歯周病菌により、歯肉に炎症を起こし、歯槽骨を溶かすことで歯を失う病気で、虫歯と違い直接歯を痛める病気ではない。

 

歯周病の症状

  • 歯磨き(ブラッシング)で歯茎から出血する
  • 歯肉が炎症を起こし赤くなっている。
  • 口臭が気になる
  • 朝起きたら口の中がベトベトする。
  • 歯肉から歯の萌出部分が多くなった
  • 歯と歯の萌出部分の隙間が広くなった

 

ホントは怖い歯周病!①糖尿病

歯周病は「糖尿病の第6の合併症」と言われている。

糖尿病の治療ガイドラインには、歯周病の診療のために「歯科を受診すること」が書かれてある程に関連性が高い病気だ。

実際に糖尿病患者のほとんどが歯周病にかかりやすい状態だ。また、重症化にも進みやすく、歯周病によりさらに血糖値を高めることで悪循環に至りやすい。

歯周病の治療は、糖尿病との関連からも重要ということだ。

 

ホントは怖い歯周病!②脳卒中・心筋梗塞

歯周病が悪化すると心筋梗塞や心血管疾患、脳卒中を引き起こすリスクが高まることも解明されてきている。

心筋梗塞や脳卒中を引き起こす要因となるのが動脈硬化だ。そして動脈硬化を起こした血管壁のアテローム(血管壁への沈着物)の中から歯周病菌が見つかっている。

歯周病が動脈硬化を引き起こしたり、心臓の弁膜に血栓をつくる原因の起炎菌となることが報告されている。

 

ホントは怖い歯周病!③早産・未熟児

早産や未熟児の原因として、タバコやアルコール、高齢出産などはよく知られている。

しかし、実は歯周病による早産・未熟児のリスクが、上記の原因よりもはるかに高いことはあまり知られていない。

そのリスクは、歯周病の人は歯周病でない人に比べ、なんと7.5倍にもなる。

 

歯周病の治療

1、歯や歯周ポケットこびりついた歯垢・歯石の除去

歯や歯周ポケットこびりついた歯垢・歯石の除去は、歯磨きでは取れない。

そのため、歯科衛生士さんによる専門的なクリーニングで歯周ポケットや歯の表面に付着した歯垢の除去を行ってもらう。

2、歯肉の炎症、歯槽骨の治療

歯医者さんや歯科衛生さんによる専門的な治療で、痛んだ歯肉や骨を健康な状態へと治療してもらう。

歯医者さんや歯科衛生士さんに歯周病治療を行ってもらうことで、歯周病の進行を阻止し健康な口を維持、取り戻すことが可能となる。

 

歯周病の予防

1、日々の歯磨き(ブラッシング)

歯周ポケットをキレイにすることを気にかけて、日々の歯磨き(ブラッシング)を丁寧に行う。

2、定期的なクリーニング

歯科衛生士さんによる専門的なクリーニングやメンテナンスで歯周ポケットや歯の表面に付着した歯垢の除去を行ってもらう。

 

 

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滋賀県 歯科診療所一覧

奥村歯科診療所

〒520-0837

077-522-2570

奥村 華都雄 奥村 華都雄 昭43.11.22 歯 診療所

大津市中庄一丁目16番15号 常 勤: 1 更新 現存
(歯 1) 平28.11.22

 

松崎歯科医院

〒520-0026

077-524-0523

松崎 逸郎 松崎 逸郎 昭44.11. 1 歯 診療所

大津市桜野町一丁目9番19号 常 勤: 1 更新 休止
(歯 1) 平23.11. 1

 

大高歯科医院

〒520-0812

077-525-4008

大高 潤次 大高 潤次 昭50. 6. 1 歯 診療所

大津市木下町18-40 常 勤: 1 更新 現存
(歯 1) 平29. 6. 1

 

ひとみ歯科医院

〒520-0817

077-525-4307

人見 晃司 人見 晃司 昭51. 4. 8 歯 小歯 診療所

大津市昭和町9番16号 常 勤: 1 更新 現存
(歯 1) 平24. 4. 8

 

村田歯科医院

〒520-0802

077-522-2457 村田 稔 村田 稔 昭51. 4. 1 歯 診療所

大津市馬場二丁目6番19号 常 勤: 1 更新 現存
(歯 1) 平24. 4. 1

 

石川歯科

〒520-0242

077-573-1888

石川 美晴 石川 美晴 昭52. 2. 1 歯 診療所

大津市本堅田三丁目28番14号常 勤: 1 更新 現存
(歯 1) 平28. 2. 1

 

山内歯科医院

〒520-0051

077-525-7632

山内 哲義 山内 哲義 昭52. 3. 1 歯 診療所

大津市梅林一丁目3番10号 滋常 勤: 1 更新 現存
賀ビル4階 (歯 1) 平28. 3. 1

 

植西第三歯科医院

〒520-2153

077-545-8328

植西 正 植西 正 昭52. 5. 2 歯 診療所

大津市一里山一丁目14番43号常 勤: 1 更新 現存
(歯 1) 平28. 5. 2

 

野崎歯科医院

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野崎 壽紘 野崎 壽絋 昭52. 7.21 歯 診療所

大津市大江四丁目15番18号 常 勤: 1 更新 現存
(歯 1) 平28. 7.21

 

木村歯科医院

〒520-0833

077-537-0501

木村 誠 木村 誠 昭52. 9. 1 歯 診療所

大津市晴嵐一丁目18番3号 常 勤: 1 更新 現存
(歯 1) 平28. 9. 1

 

古藤第二歯科

〒520-0801

077-525-4148

古藤 俊和 古藤 俊和 昭53. 6.16 歯 小歯 矯歯診療所

大津市におの浜二丁目1番21号常 勤: 2 更新 現存
IKKO大津ビル2階 (歯 2) 平29. 6.16

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田中 哲也 田中 哲也 昭51.10. 1 歯 診療所

福井市春山1-9-16 常 勤: 1 新規 現存
(歯 1) 平24.10. 1

村崎歯科医院

〒910-3143

0776-83-0033

村崎 洋摩 村崎 洋摩  昭44. 6. 5 歯 診療所

福井市砂子坂町7-75 常 勤: 1 新規 現存
(歯 1) 平29. 6. 5
非常勤: 1
(歯 1)

 

 

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〒918-8055

0776-36-6332

武川 俊一 武川 俊一 昭47. 8. 1 歯 診療所

福井市若杉町25-19-1 常 勤: 1 新規 現存
(歯 1) 平23. 8. 1

 

 

 

杉田歯科医院

〒918-8027

0776-35-0456

杉田 宣博 杉田 宣博 昭62.10.16 歯 診療所

福井市福1-1218 常 勤: 1 移動 現存
(歯 1) 平23.10.16

 

 

 

小林歯科医院

〒910-0857

0776-23-6233

小林 隆一 小林 隆一 昭61. 6. 1 歯 診療所

福井市豊島2-7-9 常 勤: 1 移動 現存
(歯 1) 平28. 6. 1

 

 

 

パール歯科

〒910-0854

0776-24-8023

松田 和彦 松田 和彦 昭49. 8. 5 歯 矯歯 小歯診療所

福井市御幸4-20-16 福井常 勤: 1 新規 現存
産業ビル 2F (歯 1) 平28. 8. 5

 

 

英歯科

〒910-0858

0776-24-1357

英 賢 英 賢 昭50. 2. 1 歯 診療所
福井市手寄1-10-10 常 勤: 2 新規 現存
(歯 2) 平29. 2. 1

 

 

松下歯科医院

〒910-0859

0776-21-6004

松下 秀博 松下 秀博 昭59. 6.18 歯 小歯 歯外診療所

福井市日之出2-3-21 常 勤: 2 移動 現存
(歯 2) 平29. 6.18
非常勤: 1
(歯 1)

 

 

ニハラ歯科

〒910-0019

0776-24-2882

丹原 英一 丹原 英一 昭52. 5. 5 歯 診療所

福井市春山2-6-5 竹島ビル常 勤: 1 新規 現存
2F (歯 1) 平28. 5. 5

 

 

松田歯科医院

〒910-0856

0776-25-0300

松田 俊男 松田 俊男 昭58. 6.21 歯 歯外 矯歯診療所

福井市勝見3-1-14 常 勤: 1 移動 小歯 現存
(歯 1) 平28. 6.21